「なんで働かないといけないんですか?」と聞いた学生への、とある経営者の回答。

2018/07/25 17:30

なんで働かないといけないのか?

就職活動では志望動機や自分のキャリアプランを作る上では「働く意欲」が重要なアピール要素となっている。

しかし働く事が辛いを囁かれている今、「働く事は辛いはずなのに、なぜやりたいと言わなければならないのか?」とそんな矛盾に行きつくはずだ。ネットの質問サイトで検索しても、この手の回答には、

「働かないとあなたが死ぬだけ」
「金を稼ぐ為」
「お前、ニートか?」

など全然参考にならない回答が並んでいるだけである。

私の知り合いも入社してから「働きたくない」「休みたい」「一生働かずに暮らしたい」そういう思いで仕事をしている人が大勢いる。いや、むしろ、そんな人達しかいない。それなのにそのうちの1人である新卒採用担当者は学生に「なぜウチを志望したのですか?」と訊く。

この時、彼は「建前」と「本音」の使い分けが出来ているか見ていると答えた。

働く上では本音を隠して仕事をしなければならず、「お客様の為」、「世の中の為」、「みんなの為」、と何の不安もなく、あたかも本心で言っていると向こうに思わせないといけない。

確かに私利私欲に走る人間は賞味期限を改ざんしたり、客に相応しくない商品を売りつけたりと顧客からの信用を失い、経営が息づまるような事態になりかねない。