「なんで働かないといけないんですか?」と聞いた学生への、とある経営者の回答。

なんで働かないといけないのか?

就職活動では志望動機や自分のキャリアプランを作る上では「働く意欲」が重要なアピール要素となっている。

しかし働く事が辛いを囁かれている今、「働く事は辛いはずなのに、なぜやりたいと言わなければならないのか?」とそんな矛盾に行きつくはずだ。ネットの質問サイトで検索しても、この手の回答には、

「働かないとあなたが死ぬだけ」
「金を稼ぐ為」
「お前、ニートか?」

など全然参考にならない回答が並んでいるだけである。

私の知り合いも入社してから「働きたくない」「休みたい」「一生働かずに暮らしたい」そういう思いで仕事をしている人が大勢いる。いや、むしろ、そんな人達しかいない。それなのにそのうちの1人である新卒採用担当者は学生に「なぜウチを志望したのですか?」と訊く。

この時、彼は「建前」と「本音」の使い分けが出来ているか見ていると答えた。

働く上では本音を隠して仕事をしなければならず、「お客様の為」、「世の中の為」、「みんなの為」、と何の不安もなく、あたかも本心で言っていると向こうに思わせないといけない。

確かに私利私欲に走る人間は賞味期限を改ざんしたり、客に相応しくない商品を売りつけたりと顧客からの信用を失い、経営が息づまるような事態になりかねない。

専門学校の授業『お金持ちになるゲーム』がシンプルなのに大きな衝撃と影響を受けた人の話

これは僕の人生に大きな影響を与えた授業の話。

専門学生の頃、先生の提案で『お金持ちになるゲーム』というのをやったことがある。チームごとに『お金』を製造し、制限時間内に最も多くお金を稼いだチームの勝ち…というシンプルなゲームだった。

ルール説明①

・紙に『1000円』と書いて10cm×5cmに切り取った物を1000円と見なす。

・紙に『500円』と書いて直径3cmの円形に切り抜いたものを500円と見なす。

・規定より5mm以上小さかったり大きかったりするお金は無効。

・1時間後に最も多くのお金を保持していたチームの勝利。

ルール説明②

・それぞれのチームには紙を無制限で支給する。

・ハサミ、鉛筆、定規、コンパスなどの道具はランダムで1チーム2つづつ支給する。

・各チーム1回づつ先生から『情報』を聞くことができる。

・製造したお金は自由に使用しても構わない。

・ルールに無いことは何をやってもOK。

クラスメイトは4人づつのチームに分けられ、全10チームでゲームを開始した。

僕のチームには紙と鉛筆5本が配られた。鉛筆だけでは正確な長さが測れないし、ハサミが無いと真っ直ぐ切り抜けないのでどうしたものか…と考えているとAチームから声がかかった。

『鉛筆2本とハサミを交換しない?』

誰でもいいから病人の僕を雇ってほしい、ほんとお願いします。

時給1000円の仕事なんて探していない。

正社員になれないのもわかってる。

保険とかもろもろややこしいものもいらないから、お金を稼ぎたいです。

僕のスペック

・中卒(正確には高校中退)

・学力的には小卒レベル

・年齢20代

・資格 普通自動車免許

・就労経験はなし

中学生のころにクローン病という病気を発症。当時は過敏性腸症候群だと診断された。

その後腹痛で通学できなくなり、不登校状態で卒業。通信制の高校に進学したが三年で卒業できないとわかった頃、クローン病だと診断されて退学した。

クローン病ってなに?って人向けに説明すると、粘膜に炎症が起きる病気。原因がわからないので、完治はできない。症状をコントロールするのが目標。

僕の場合症状がでてから診断されるまで間があったので治療が遅れた。クローン病だとわかったときには小腸や大腸で炎症がおきていて、狭窄ができていた。

腸管内で繰り返し炎症がおきて、傷口にできるかさぶたが積み重なって狭くなったといえばイメージしやすいかもしれない。

炎症を抑えるために免疫抑制剤を使いながら様子を見てたんだけど、狭窄の痛みが酷かったので腹腔鏡手術で切除した。

手術のおかげで狭窄の痛みはなくなったけど、これが原因で現在は慢性的な下痢に苦しんでる。